Topaztan’s blog

映画やドラマの感想や考察をつづっています

マイティーソー

クリス・ヘムズワースとロキの関係まとめ

サマリー: ヘムズワースはダークワールド公開後しばらくしてから、ダークワールド含めそれまでのソー出演作品、特にダークワールドへの批判を口にするようになり、ファイギに死にかけている気分であるとか手錠をかけられている気分と伝え、ソーの方向性に大…

ヴァルキリーを王にしたのは誰?ムジョルニアは誰が持てる設定なの?〜演説好きソーを中心としたヒーローショー『ソー: ラブ&サンダー』

『ソー: ラブ&サンダー』を7/10に観てきました。同じタイカ・ワイティティ監督が監督した前作『マイティー・ソー バトルロイヤル』(2017)も大好きだったので、どういう風になるか—特に予告編にあったジェーン版マイティ・ソーやヴァルキリーがソーと共に冒…

ドラマ『ロキ』: 内面の成長を重視した物語〜いたずらの神の自己受容/他者受容と脱ファシズム

7/14に衝撃的な終わり方をしたMCUドラマシリーズ『ロキ』、皆さんはどうご覧になったでしょうか? 最終話はマルチバースの扉を開く展開、唐突な終わり方とシーズン2を予告する手法など、驚きの要素が満載でした。またシリーズを通して見ると、TVA職員メビウ…

『ソー』(2011)におけるロキの抑圧と疎外 ー 親のダブルバインドと異民族の出自に苦しむ子供としてのロキー

1.初めに ディズニー+で配信されているドラマ『ロキ』をよく味わうために、今までのソーシリーズを見返しています。今までも何回も観てきましたが、改めて見直すとまた色々発見があります。 中でもそもそもの初めの『ソー』(邦題『マイティー・ソー』)(201…